2の副題は「狙撃手の掟」である。

 狙撃手の掟・・・
なんだろう。

1では川の中に腰まで漬かった状態で寝てたりしたから、どこでもすぐ寝れるとかかな。
とにかく懲りずに2を見たのである。
 
かつて伝説のスナイパーと呼ばれたトーマス・ベケットが・・・太ってる!!

なんだかすげえおじさんになってる!!

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というのも前作から11年ぶり(なんでそんなに期間が空いてしまった)ということで、前作のキリッとしまる男らしさが半減し、やたらもさっとした疲労感しか感じられない姿になった トーマス・ベケットが今作でも主人公である。

冒頭、すでに海兵隊を除隊し、ハンターツアーのガイド職というなんだか良くわからない職についたことを知らせるシーンがあり、その中で自分で「今は除隊して目もかすんできた50を過ぎたオヤジ」と言っている。

50歳を過ぎた設定なのか。
ちなみに今作以降、やたら照準に目が霞むシーンが多く、老眼鏡のひとつでも手渡したくなります。

そしてしょっぱなからハンターツアーの客ともめる50にして未だ社会性のないベケット
雇い主にすら小言ばかり言う陰険なオヤジぶりを発揮するが、なんとかそこは軍から救いの手が下り、本来の道へと戻ることができる。

今回は、バルカン半島でイスラム教徒抹殺作戦が計画されており、その首謀者の将軍の暗殺をやって欲しいという極秘任務だ。

こんな願ってもないチャンスに、除隊前の階級の復活を条件に引き受けるそつがないベケット。
結局戦場でしか生きられない&階級にはこだわるなんとも男らしい姿で復帰する。

今回の相棒は、死刑囚で元陸軍のエリート狙撃手コール。

↓ 左の黒人坊主がコール。
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なかなか優秀そうな彼とタッグを組み将軍暗殺に乗り出すベケットだが、前半のかなり早い段階であっさり任務を遂行
あれれ?と思わせる間もなく、相棒の コールがちんたらしてる間に警察に捕まってしまう。

結局をそれに気付いたベケットは、彼を救出するために帰国を遅らせ、コールを収容したトラックを襲撃するのであった。

このコミュ力は弱いが人のことは放っておけない人間味溢れるところが彼の魅力でしょうか。
そして襲撃は見事成功しコールを救出する。
救出したコールと合流したベケットだが、彼の目の前にはなぜかコールと共に見知らぬ囚人が・・・

「おまえ誰やねん!あんさん助けた覚えはないがな!」と言ったかどうかは知りませんが、とにかく全然知らない誰かも助けてしまいきょどるベケット。

するとコールが一言。
「お前の任務はとっくに終わっただろ。なんでわざわざ戻ってきて救出なんてしてんだ。」

えっ・・・
どうやら例のごとく自分の知らない任務がコールに託されており、わざわざ危険を冒して自分が救出する必要がなかったことに気付く哀れなベケット。

しかし1分もしない内に立ち直り、とにかく国にみなを連れ帰ることに集中することでなんとか落ち込まないようにしている風にも見える50のオヤジ。

この後、路面電車が低速で自動車にぶつかるだけで大爆発したり、ビルが大爆発したりと、ほとんど動けないかのようなベケットのかわりに派手な演出で話は進んでいく。

↓ 良く見るとアンバランスな3人。
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基本的に前作のジャングルから市街地戦に変わり、狙撃よりも派手な銃撃戦が繰り広げられるフツーーの作品になってしまってますが、最後の辺だけは少しスナイパーっぽいことしてます。

やっぱりその辺に潜んで撃ってて欲しいんですけどね。

「山猫」たる所以はほとんどありませんが、そこそこ楽しめるオヤジの戦場です。