ポマトといえば、20年前近くに話題となったジャガイモとトマトを細胞融合させたハイブリッド野菜である。

食べると両方の味がするとかではなく、地上にはトマトができて、地中にはジャガイモができるという、なんでそうなったという夢の植物なのだが、最近聞かないないなあと思ったら、まさか育成ゲームになって表舞台に帰ってきました!

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そもそもポマトなる植物は、1本でジャガイモとトマトの両方ができるということで、20年前当時かなり画期的な未来の植物として注目されましたが、トマトとしてもジャガイモとしても不完全で役に立たない失敗作だったそうである。

これ、20年前に物心ついてないと一生知ることのない話です。

ちなみに「ジャガトマ」なるものもあるらしい。

こちらはポテトチップスの商品名でありそうなぐらい違和感がない名前ですが、じゃがいもにトマトを接木してそれぞれ収穫できる方法らしい。よくわからんが、無理やり合体させた感が半端ない。

さて、このアプリ。

冗談かと思ったら本当にあの「ポマト」を題材にしている。
最初、アプリ説明を読まずにはじめたので、ずっとモグラかと思ってた。

違った。

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歩くジャガイモが主人公である。

↓ トマトはどこいった。
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そのジャガイモの上に、成長と共に半ばエイリアンのようなトマトが寄生する未来的な植物の育成・・・、なんですが、なぜか世紀末な匂いがプンプンした内容です。

育成は非常に簡単で、落ちているナスのようななんだかわからない食べ物を与えてあげると、左上の目盛りが貯まり、目盛りいっぱいになると一段階成長します。

↓ 鳥にオシッコをかけられるポマト。
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一定のところまで、エサやりと成長が淡々と進んでいくが、なぜか途中で単なるバックの絵かと思っていた火山が噴火するという筋書きの読めないドラマが待っている!

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うろたえるトマトと冷静なジャガイモ・・・。

そしてポマトの枝は落ち、なんだか大変なことに。

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さっぱりなんだかわからないキャラ設定の下、ポマトはどうなっていってしまうのか。

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世間が知ってる通り、欠陥品として噴火のマグマと共に抹消されてしまうのか。

↓ この野菜たちは?
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なんだか目が離せない展開に発展するけど、どうでもいい人には「どうでもいいよね」と一蹴されてしまいそうな迷作育成アプリです。

ちなみに通常の「Pomato」は無料なのに「Pomato Kids」は有料。
どういうこと?